ビジネス文書含む HDD がフリーマーケットで販売、LAC 元社員 私的にバックアップし売却

https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2022/01/19/46973.html
これは2021年10月31日に、フリーマーケットで購入したハードディスクに同社のビジネス文書が入っていたという匿名の通報があり、提供された一部のビジネス文書のスクリーンキャプチャ画像を元に調査を進めたところ、同社からの情報流出があったと11月2日に判断したというもの。
同社で情報の流出元についての社内調査を行ったところ、元社員が業務用PCの入れ替え時にルールに反し業務データのバックアップを個人所有PCハードディスク上に保存し、その後、当該ハードディスクを売却したところ、データ消去が不完全であったことから情報流出に至った。
同社では、通報者から回収したハードディスクと元社員がフリーマーケットで販売したハードディスクの機種とシリアル番号の一致を確認している。
同社社員と取引先社員の会社名、部署名、氏名または姓、メールアドレス、会社の電話番号含む個人情報:最大1,000件
同社では12月17日に、通報者からハードディスクを回収し、流出元となった元社員と通報者の手元にあった流出情報が第三者へ渡らずに全て破棄されたことを確認している。
また同社は通報者との間で、復元時に発生した流出情報のデータをすべて削除し、かつ情報を拡散しない旨の契約を、弁護士を通じて取り交わしており、元社員の所有する他の機器に流出情報が残っていないことを調査した上で、過去に業務で知りえた情報も退職時の誓約書に沿って一切外部へ出さないことを確認している。

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