神奈川県で緊急速報メールを何度も配信、委託業者のプログラム設定ミスが原因

https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2022/01/19/46972.html
神奈川県は1月16日、同県内沿岸部の市町を中心に緊急速報メールを何度も配信したことが判明したと発表した。
これは1月16日午前0時15分に気象庁より発表された津波注意報に関して、緊急速報メールを配信するシステムである災害情報管理システムの委託業者によるプログラム設定ミスが原因で、同県内沿岸部の市町を中心に自動的に緊急速報メールを何度も配信したというもの。
本来は津波警報発表時は気象庁から緊急速報メールを配信し、津波警報から注意報に切り替わった段階で緊急速報メールを同県が配信する設定であったが、今回の誤設定では津波注意報が発表された段階で緊急速報メールを同県が配信し、同県以外の津波情報が更新される毎に緊急速報メールを同県が配信する設定になっていた。
対象となる配信地域は横浜市、川崎市、横須賀市、平塚市、鎌倉市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、逗子市、三浦市、葉山町、寒川町、大磯町、二宮町、真鶴町、湯河原町で、携帯電話事業者の基地局から配信するため、基地局等の関係で隣接する地域にも配信される場合がある。
同県では災害情報管理システム委託業者に改修を指示し、プログラムを改修済み。
同県知事である黒岩祐治氏は、twitterにて委託業者の設定作業ミスが原因でも、同県の責任であると認めている。

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